日本歴史地名大系 「温海村」の解説
温海村
あつみむら
温海岳の西方、日本海沿岸に位置し、地内の南を温海川が西流する。村名は川の中に湧出する温泉で海も温かくなったことに由来するという(温海郷土誌)。
明和七年(一七七〇)の御国目付廻村案内書(温海文書)によれば湯温海村を除き高四〇五石余、うち畑高一一石余、取米二四〇石余、定免五ツ九分四厘、山年貢米一七石余、家数は名子・水呑ともに一四一、男四〇五・女四一五。船二一、うち一人乗小船一七・三人乗小船二・六人乗猟船二、馬四二、うち二九駒・一三駄、牛二六、制札八。当村より
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報