日本歴史地名大系 「大川渡新田村」の解説 大川渡新田村おおかわどしんでんむら 山形県:飽海郡松山町大川渡新田村[現在地名]松山町大川渡上郷新田(かみごうしんでん)村の南にあり、西は最上川を境に狩川(かりかわ)村(現東田川郡立川町)。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に大川渡村とみえ、高一〇石余、慶安二年(一六四九)の松山分知割渡目録(飽海郡誌)では二七石余、天保一五年(一八四四)には免二ツ、家数一八(「高辻并留」松山町資料館蔵)。寛文八年(一六六八)―享保一五年(一七三〇)の間、久留島(くるしま)谷地・沿割田(そえわりた)など一七町七反余を開発した(「検地帳」大川渡区有文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by