大川面村(読み)おおかわづらむら

日本歴史地名大系 「大川面村」の解説

大川面村
おおかわづらむら

[現在地名]鴨川市大川面

なか村の北西加茂かも川の上流域に位置する。江戸時代初期には仲村宮山みややま村とともに吉保よしほ村と称した。元禄郷帳に「吉保大川面村」とみえ、高三九三石余。元文村高帳でも同高で、うち三九一石余が幕府領、吉保三ヵ村内に宮山長安ちようあん寺の朱印寺領一二五石があった。文化一四年(一八一七)頃旗本小笠原領となり(「小畑村入用帳」竹沢家文書)、文政一〇年(一八二七)の安房国中村高書上帳(川名家文書)では高三九七石余、小笠原領で、幕末まで同領(旧高旧領取調帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 上納 加茂

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む