大平沢村(読み)おおひらそうむら

日本歴史地名大系 「大平沢村」の解説

大平沢村
おおひらそうむら

[現在地名]金沢市大平沢町

小平沢こひらそう村の南東平沢ひらそ川の西岸に位置する。正保郷帳では小平沢村と併記され、二村合せて高四六三石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高三三八石・免五ツ九歩で、定納米のうち二〇石余は翌年三月の米納、一五石余は同六月の代銀納になっていた。ほかに山役四〇八匁・蝋役一二匁・綿役二匁・漆役一六匁の小物成があった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android