大得意(読み)だいとくい

精選版 日本国語大辞典 「大得意」の意味・読み・例文・類語

だい‐とくい【大得意】

〘名〙
① (形動) おおいに得意であること。得意満面であること。また、そのさま。
社会百面相(1902)〈内田魯庵猟官「其時は大得意で気焔万丈だったが」
② おおいにひいきすること。また、その人。
落語・弁天詣り(1893)〈三代目三遊亭円遊〉「阿母(おっか)さん、今日は私の大(ダイ)得意の小川町の檀那様に御目に掛(かか)りまして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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