大御食(読み)おおみけ

精選版 日本国語大辞典 「大御食」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐け おほみ‥【大御食】

〘名〙 (「おおみ」は接頭語) 天皇の召し上がる物。
古事記(712)中「青葉の山を餝(かざ)りて其の河下に立てて、大御食(おほみけ)献らむとする時に」

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デジタル大辞泉 「大御食」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐け〔おほみ‐〕【大食】

天皇の食べる食物。おおみあえ。
「―に仕へまつるとをちこちにいざり釣りけり」〈・四三六〇〉

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