大御食(読み)オオミケ

デジタル大辞泉 「大御食」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐け〔おほみ‐〕【大食】

天皇の食べる食物。おおみあえ。
「―に仕へまつるとをちこちにいざり釣りけり」〈・四三六〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大御食」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐けおほみ‥【大御食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) 天皇の召し上がる物。
    1. [初出の実例]「青葉の山を餝(かざ)りて其の河下に立てて、大御食(おほみけ)献らむとする時に」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む