大成古墳群(読み)おおなるこふんぐん

日本歴史地名大系 「大成古墳群」の解説

大成古墳群
おおなるこふんぐん

[現在地名]丹後町竹野 大成

日本海に臨む台地上にある一三基の円墳群。一―六号墳は墳丘半壊・内部施設完存、七―九号墳は墳丘全壊・内部施設半壊、一〇―一三号墳は半壊している。

七―九号墳は昭和四三年(一九六八)に調査が行われた。七号墳は台地の一番平らな鞍部の西端にあり径一六メートル。横穴式石室(片袖式)で、須恵器・土師器・金環ほかを出土。八号墳は七号墳の北三〇メートルの位置にあり、横穴式石室(両袖式)で、須恵器約八五点のほか土師器・金環などを出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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