大掴(読み)おおづかみ

精選版 日本国語大辞典 「大掴」の意味・読み・例文・類語

おお‐づかみおほ‥【大掴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 手の指を大きく広げてつかむこと。多量につかみ取ること。
    1. [初出の実例]「何が扨々、大抓(ヅカミ)に入れませふ」(出典浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)
  3. 細部にこだわらないでだいたいの所をまとめて理解すること。把握(はあく)仕方などがおおざっぱなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「只君子になりたい賢者になりたいと大つかみに思ては中々ならぬものにて候」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む