大時化(読み)オオシケ

デジタル大辞泉 「大時化」の意味・読み・例文・類語

おお‐しけ〔おほ‐〕【大時化】

暴風雨で海がひどく荒れること。また、そのために不漁になること。

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精選版 日本国語大辞典 「大時化」の意味・読み・例文・類語

おお‐しけおほ‥【大時化】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「おおじけ」とも ) 暴風雨のため、海がひどく荒れること。また、そのためにひどい不漁になること。
    1. [初出の実例]「大荒(オホシケ)の日など一日飯を食はないで」(出典別天地(1903)〈国木田独歩〉下)
  3. 客足が全くとだえてさびしいこと。大不景気。
    1. [初出の実例]「これお粂(くめ)ぼう、お預けの番見るやうに、ものも言ずに大しけじゃな」(出典:洒落本・色深睡夢(1826)上)

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