大有(読み)おおあり

精選版 日本国語大辞典 「大有」の意味・読み・例文・類語

おお‐ありおほ‥【大有】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 非常に多くあるさま。また、「ある」ということを強めていう。いうまでもなく、あること。
    1. [初出の実例]「ヱヱナ、ササ、それに理屈が大有(オホアリ)じゃ」(出典人情本・明烏後正夢(1821‐24)初)
    2. 「『西洋にも牡蠣(かき)が有りますか』〈略〉『有りますとも。大ありでさァ』」(出典:園遊会(1902)〈国木田独歩〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android