大水戸町(読み)おおみとまち

日本歴史地名大系 「大水戸町」の解説

大水戸町
おおみとまち

[現在地名]横手市大水戸おおみど

外町北西端に位置し、東はやなぎ町に接続する市街地の延長で、北は横手川。「雪の出羽路」に、町の成立は文政六年(一八二三)で、「古は大水戸といふ田字たのな也しを、今町を作りて角間川街道に五十八戸軒を並べ」るとある。角間川かくまがわ街道筋であると同時に、大森おおもり村に通ずる大森街道筋でもあった。両街道は町の北西八幡やわた村で分れていたが、明治三八年(一九〇五)頃、それまでは八幡から三本柳さんぼんやなぎ村枝郷助太郎小屋すけたろうこや村を通っていた大森街道が、八幡よりも南から分れるように付け替えられ、三本柳村本村を通るようになった(横手郷土史資料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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