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大江佐国 おおえの すけくに

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大江佐国 おおえの-すけくに

?-? 平安時代中期-後期の官吏,漢詩人。
大江通直の子。長久4年(1043)文章生(もんじょうしょう)として弓場殿で方略試をうける。越前介,掃部頭(かもんのかみ)を歴任。藤原通俊の「後拾遺和歌集」撰進に協力。詩は惟宗孝言(これむねの-たかとき)とならび称され,作品は「本朝無題詩」などにおさめられている。字(あざな)は江生。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

大江佐国

生年:生没年不詳
平安後期の漢詩人。朝綱の曾孫,通直の子。長元7(1034)年から応徳3(1086)年の間,資料に所見がある。大学寮を経て官途に就く。官歴も明らかでないが,長く掃部頭にあり,晩年に至るまで不遇を嘆いている。惟宗孝言と親しく,またよきライバルでもあった。『後拾遺集』選者藤原通俊の師匠で選集を手助けした。詩文は四十数首が残り,『恵心僧都伝』を著したが,散佚。花を愛し,「六十余回看れども未だ飽かず,他生定めて花を愛する人と作らん」と詠み,その花に対する執着によって死後蝶に生まれ変わったというエピソードを残している。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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