大湊村・小湊村(読み)おおみなとむら・こみなとむら

日本歴史地名大系 「大湊村・小湊村」の解説

大湊村・小湊村
おおみなとむら・こみなとむら

[現在地名]小浜市大湊・小湊板屋いたや町・山手やまて三丁目

江戸時代に西津にしづ村を構成した農村集落。北塩屋きたしおや村の南に位置し、東に小湊、西に大湊がある。中世には西津庄に含まれた。西側は室町初期には湊であったと思われ、松湊まつみなと中湊なかみなと北湊きたみなと・西湊・西浜にしはま地名が残る。「若狭国税所今富名領主代々次第」は応永一五年(一四〇八)六月二二日のこととして、

<資料は省略されています>

と記し、現地名とのかかわりを示唆する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android