大番席(読み)おおばんせき

精選版 日本国語大辞典 「大番席」の意味・読み・例文・類語

おおばん‐せきおほバン‥【大番席】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の制。二百俵高の旗本で、大番に編入され、そこを振り出しとして昇進していくグループのこと。大番は由緒のある番として尊敬を受け、旗本の中堅とされていた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android