大禹陵(読み)だいうりょう

世界の観光地名がわかる事典 「大禹陵」の解説

だいうりょう【大禹陵】

中国の浙江(せっこう)省紹興(シャオシン)市の市街地から3kmにある、4000年前の夏王朝の創始者で黄河を治めた治水英雄としても知られる禹の陵墓。石階段を登ると「大禹陵」の大きい石牌が見える。草木がうっそうと生い茂る会稽山側に建つ大規模な古典的建築群で、禹陵、禹祠、禹寺の3部分により構成されている。敷地は約2.7ha、建築面積は2700m2で、全国文化財として保護されている。全国の芸術家と愛国主者の教育の模範となる場所といわれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android