大立物(読み)オオタテモノ

デジタル大辞泉 「大立物」の意味・読み・例文・類語

おお‐たてもの〔おほ‐〕【大立物】

かぶと前立物の特に大形のもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大立物」の意味・読み・例文・類語

おお‐たてものおほ‥【大立物】

  1. 〘 名詞 〙 兜の鉢の立物(たてもの)を特に大きくこしらえたもの。
    1. [初出の実例]「かぶとの立物は水牛の角、あるひは唐かぶりなり。大立物といひしも、鋤形半月二尺に足(たる)たらざるにてありき」(出典信長記(1598)一五下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android