デジタル大辞泉 「立物」の意味・読み・例文・類語 たて‐もの【立(て)物】 1 兜かぶとの鉢につける飾り金物。前立・後立うしろだて・脇立わきだて・頭立ずだてなどがある。2 能楽で、女神・天人などの役が用いる天冠てんかんに立てる飾り物。3 埴輪はにわの異称。4 弓の的の異称。5 大切なもの。「先づ第一の―は米」〈浄・先代萩〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「立物」の意味・わかりやすい解説 立物たてもの →鍬形 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の立物の言及 【香道具】より …割った香木を包む香包の折り方も,組香によりそれぞれ独特の定めがある。さらに盤物と呼ばれる組香にはそれぞれの盤と精巧な人形などの立物(たてもの)(建物)が定められており,盤上を進む立物によって一炷ごとに競技の成績が示されるのである。このうち矢数香(やかずこう),吉野竜田香(別名,名所香),源平香,競馬香の盤と立物は四種盤(ししゆばん)と呼ばれる箱に納められている。… ※「立物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by