大船に乗る(読み)おおぶねにのる

精選版 日本国語大辞典 「大船に乗る」の意味・読み・例文・類語

おおぶね【大船】 に 乗(の)

  1. 信頼できるものに任せたり、危険な状況がなくなったりして安心できる状態になることのたとえにいう。親船に乗る。
    1. [初出の実例]「此ことく吹と思はぬ浮世かせ 心かすはって大舟にのる」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第四)
    2. 「大丈夫大船に乗った気でおいでなさい」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む