大蒸し(読み)おおふかし

世界大百科事典(旧版)内の大蒸しの言及

【焼芋】より

…その後,焼芋屋の記事はとだえ,寛政(1789‐1801)ころ江戸に出現する。初めは一年中蒸芋を売り,その蒸芋は〈大蒸し(おおふかし)〉と呼ばれたという。やがて神田の弁慶橋近く(現,千代田区岩本町2丁目あたり)に〈原の焼芋〉と通称された店ができて評判になり,以後江戸は焼芋全盛時代を迎えた。…

※「大蒸し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」