大蔵清七(読み)おおくら せいしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大蔵清七」の解説

大蔵清七 おおくら-せいしち

1835-1918 幕末-明治時代の陶工
天保(てんぽう)6年生まれ。松山窯の山本彦右衛門にまなぶ。慶応2年加賀(石川県)大聖寺(だいしょうじ)藩は京都より永楽和全をまねいて山代窯を再興させた。明治4年和全がさると,清七は窯をゆずりうけ窯元となる。12年九谷陶器会社が設立され,その陶工部を管理した。大正7年死去。84歳。加賀出身。号は寿楽,寿閑。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android