日本歴史地名大系 「大角家住宅」の解説 大角家住宅おおすみけじゆうたく 滋賀県:栗太郡栗東町六地蔵村大角家住宅[現在地名]栗東町六地蔵東海道石部(いしべ)宿(現甲賀郡石部町)と草津宿の中間地の六地蔵(ろくじぞう)村梅木(うめのき)に置かれた立場で、和中散と称する薬を製造・販売。屋号は薬祖是斎の名をとり「ぜさいや」と称し、小休本陣をも兼ねていた。慶長元年(一五九六)に与三郎清孝が当地に移住して後、代々弥右衛門を名乗った(大角文書)。旧和中散本舗として国指定史跡で、庭園は県指定名勝。建物は国指定重要文化財。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by