大谷流村(読み)おおやるむら

日本歴史地名大系 「大谷流村」の解説

大谷流村
おおやるむら

[現在地名]八街市大谷流

小谷流こやる村の東に位置し、北は勢田せた村、東は小間子おまご牧。もと稲葉いなば村の一部であったといい、天正一九年(一五九一)に分村して野流村となり、慶長一九年(一六一四)以降に小谷流・大谷流二村に分れた。寛文一三年(一六七三)の地詰帳(佐倉市保管文書)に村名がみえる。元禄三年(一六九〇)の飼犬村々連判書(佐倉市保管文書)によると与力給知で、同一二年頃佐倉藩領となる(下総国各村級分)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android