精選版 日本国語大辞典 「大透かし翅」の意味・読み・例文・類語 おお‐すかしばおほ‥【大透翅・大透翅蛾】 〘 名詞 〙 スズメガ科のガ。はねの開張約七〇ミリメートル、体は太く、体長約三五ミリメートル。はねにははじめ灰色の鱗粉があるが、すぐに落ちて透明になるので、一見ハチのように見える。体は黄緑色で腹部の黄色の地に赤い横帯があり、先端には黒い毛の束がある。六~九月の昼間、クチナシの花に飛んで来て産卵するのが見られる。幼虫はクチナシの葉を食べる。本州から沖縄、台湾、インドまで、広く分布。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例