大道理村
おおどうりむら
[現在地名]徳山市大字大道理
大向村の西側に位置する山間村で、富田川の上流域に点在する集落を中心に、島地川の上流新畑川流域と、北部の錦川支流に点在する田代・大場山などの集落からなる。徳山藩領。
文明一八年(一四八六)頃の周防国国衙領散在諸郷保注文(東大寺文書)に正税分として「同大道理 拾弐石」とみえる。
慶長五年(一六〇〇)の検地帳では大道利村として石高四四七石五斗を記すが、同一五年の検地帳では大道理として総石高七四二石余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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