大野恵造(読み)オオノ ケイゾウ

20世紀日本人名事典 「大野恵造」の解説

大野 恵造
オオノ ケイゾウ

昭和期の漢詩人,作詞家,評論家 東京吟詠連盟顧問。



生年
明治34(1901)年11月19日

没年
平成5(1993)年1月26日

出生地
群馬県高崎市

主な受賞名〔年〕
芸術祭文部大臣奨励賞〔昭和33年〕

経歴
昭和14年から音楽詩、舞踊詩を書き、音数律学について研究。戦後は現代詩、漢体詩の普及に貢献。また28年から東京放送に勤務、邦楽担当プロデューサーを務めた。33年小唄若葉会を結成した。東京吟詠連盟顧問。著書に「大野恵造和漢詩集」「漢体詩集成」「吟詠の扉」「詩吟の栞」「大野恵造邦楽邦舞作品控」「劇詩集・竜虎」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大野恵造の言及

【竜虎】より

…本名題《竜虎の聯(れん)》。作詞大野恵造。作曲野沢松之輔。…

※「大野恵造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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