吟詠(読み)ギンエイ

デジタル大辞泉 「吟詠」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐えい【吟詠】

[名](スル)
1 詩歌を節をつけてうたうこと。「漢詩を吟詠する」
2 詩歌を作ること。また、その詩歌。
[類語]朗詠・朗吟・低吟・低唱・放吟・高吟・微吟・放歌高吟・吟ずる・詠ずる・詩・うた・詩歌・韻文・詩賦しふ・賦ふ・ポエム・バース・詩編・叙情詩・叙事詩・定型詩・自由詩・バラード・ソネット・新体詩

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精選版 日本国語大辞典 「吟詠」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐えい【吟詠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 節(ふし)をつけて詩歌をうたうこと。
    1. [初出の実例]「只嫌吟咏渉二歌唱一、不レ発二于声一心以思」(出典:菅家後集(903頃)詠楽天北三友詩)
    2. 「声をあげて吟詠することなかれ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)洗浄)
    3. [その他の文献]〔詩経‐大序〕
  3. ② 詩歌を作ること。また、その詩歌。
    1. [初出の実例]「不レ似何兌吟詠艱、珊瑚処処有レ声寒」(出典:田氏家集(892頃)中・題舎弟玉大夫詩巻)
    2. 「魯町曰『俳諧の基とはいかに』去来曰『詞にいひがたし。凡(およそ)吟詠する物、品あり。歌は其(基)也〈略〉』」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修業)

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普及版 字通 「吟詠」の読み・字形・画数・意味

【吟詠】ぎんえい

詩歌をうたう。吟咏。魏・康〔琴の賦〕是の故に之れを復して足らざれば、則ち吟詠して以て志を肆(の)べ、之れを吟詠して足らざれば、則ち言を寄せて以てを廣む。

字通「吟」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の吟詠の言及

【詩吟】より

…吟詠(ぎんえい),朗詠(ろうえい),朗吟(ろうぎん)などとも呼ぶが,吟者の中には,漢詩の訓読を吟じることを〈詩吟〉,琵琶歌の中の和歌や漢詩の訓読が独立したものを吟じることを〈吟詠〉,俳句・今様・新体詩・散文詩などを吟じることを〈朗詠〉と称して区別している者が多い。旋律は,日本語の詩歌を読み上げる際のイントネーションが強調されたもので,旋律の骨組みは同形でも詩の情感を吟じ分けることが吟者に要求されている。…

※「吟詠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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