大鉢森角閃岩類(読み)おおはちもりかくせんがんるい

最新 地学事典 「大鉢森角閃岩類」の解説

おおはちもりかくせんがんるい
大鉢森角閃岩類

Ohachimori amphibolite

南部北上山地西縁部,岩手県奥州市水沢夏山東方の母体(もたい)変成岩類に伴う古生代前期の片麻状角閃岩の岩体(南北延長7km,最大幅2km)。母体変成岩の準片岩・結晶片岩と断層で接し,下部デボン系鳶ヶ森層に不整合に覆われる。縞状構造を残した斑れい岩を原岩とし,角閃岩相の鉱物組み合わせをもち,角閃石はホルンブレンド〜チェルマック閃石質,透輝石質の単斜輝石を含む角閃岩も存在する。母体変成岩類の準片岩・結晶片岩,蛇紋岩に伴うざくろ石─黒雲母片岩などの岩塊に対して鵜ノ木変成岩と呼ばれることがあるが,同角閃岩類と鵜ノ木変成岩をともに,母体変成岩類に一括されることもある。早池峰─宮守オフィオライトに対比される古生代前期の島弧─縁海系の地殻断片とされる。

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参照項目:母体変成岩類

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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