大阪の宿(読み)オオサカノヤド

デジタル大辞泉 「大阪の宿」の意味・読み・例文・類語

おおさかのやど〔おほさかのやど〕【大阪の宿】

水上滝太郎長編小説著者の大阪勤務時代の経験に基づく小説。大正14年(1925)から大正15年(1926)にかけて「女性」誌に連載単行本は大正15年(1926)刊。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大阪の宿の言及

【水上滝太郎】より

…25年から約10年間,第2次《三田文学》の精神的主幹として後進の育成につとめた功績は大きい。代表作には,第1次大戦末期の大阪風俗を活写した姉妹作《大阪》(1923),《大阪の宿》(1926)があり,20年から6冊刊行された随筆集《貝殻追放》には大正期の健全な市民精神がうかがわれる。【前田 愛】。…

※「大阪の宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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