大陸棚マージン(読み)たいりくだなマージン(その他表記)continental margin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大陸棚マージン」の意味・わかりやすい解説

大陸棚マージン
たいりくだなマージン
continental margin

大陸棚縁辺部,または大陸縁辺部ともいう。海底について大陸棚大陸斜面 (スロープ・ライズ) ,コンチネンタル・ライズを含める地理学的概念。国連海洋法条約においては,沿岸国の大陸棚に対する権利領土の自然の延長,つまり大陸棚マージンの外縁まで拡張する可能性を認められている。つまり,海洋法でいう大陸棚は地理学でいう大陸棚マージンに近く,ずっと広い範囲を指す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む