大雪高嶺日陰蝶(読み)だいせつたかねひかげ

精選版 日本国語大辞典 「大雪高嶺日陰蝶」の意味・読み・例文・類語

だいせつ‐たかねひかげ【大雪高嶺日陰蝶】

〘名〙 ジャノメチョウ科のチョウ。はねの開張五センチメートル内外。淡い暗褐色で、外縁に沿って暗黄色の紋列がある。成虫は七~八月に高山の礫地、ハイマツ周辺などに見られ、地上にとまるときは翅を閉じ横倒しになることが多い。一世代を経過するには足掛け三年かかる。日本では北海道の大雪山系の高山だけに特産亜種が分布し、国外では、アラスカカムチャツカに分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大雪高嶺日陰蝶」の解説

大雪高嶺日陰蝶 (ダイセツタカネヒカゲ)

学名Oeneis melissa
動物。ジャノメチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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