大館義冬(読み)おおだち よしふゆ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大館義冬」の解説

大館義冬 おおだち-よしふゆ

?-? 南北朝時代武士
大館氏明の子。南朝方に属した伊予(いよ)守護の父が暦応(りゃくおう)3=興国元年(1340)細川頼春(よりはる)に討たれ,九州にのがれる。のち佐々木高氏のとりなしで室町幕府につかえ,高氏の娘を妻として近江(おうみ)(滋賀県)草津荘をあたえられた。号は妙同院,道妙善峰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android