大館氏明(読み)おおだち うじあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大館氏明」の解説

大館氏明 おおだち-うじあき

?-1342 南北朝時代の武将
大館宗氏の子。上野(こうずけ)(群馬県)新田荘大館郷の人。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年父や兄弟とともに新田義貞の鎌倉攻めに従軍。のち播磨(はりま)の赤松則村を攻め,湊川(みなとがわ)の戦いにも参陣。後醍醐(ごだいご)天皇の吉野行きののち,南朝方伊予(いよ)守護となるが,足利方の細川頼春に伊予世田城を攻められ,康永元=興国3年9月3日自害した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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