大黒山遺跡(読み)だいこくやまいせき

日本歴史地名大系 「大黒山遺跡」の解説

大黒山遺跡
だいこくやまいせき

[現在地名]東予市旦之上 大黒山

周桑しゆうそう平野の西北隅にある大黒山(約三〇〇メートル)の頂上近くの平坦部にある。

松山藩儒村井知衡の随筆「必笑雑話」(県立図書館蔵)に「掘地獲金鉾」として唐金が出土した記事がある。寛政一一年(一七九九)正月桑村くわむら旦之上だんのうえ炭谷すみたに山の内城台という所から二町ばかり下りて、大黒山という所の抜け崩れた地で、当村農夫喜八が唐金の矛二振を掘りあてた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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