天に跼り地に蹐む(読み)あめにせくぐまりつちにぬきあしにふむ

精選版 日本国語大辞典 「天に跼り地に蹐む」の意味・読み・例文・類語

あめ【天】 に 跼(せくぐま・せかがま)り地(つち)に蹐(ぬきあしにふ)

  1. ( 「詩経小雅」の「謂天蓋高、不敢不一レ局。謂地蓋厚、不敢不一レ蹐」から ) 天地の間に小さくなって、恐れ慎むさまにいう。天(てん)に跼(せくぐま)り地に蹐(ぬきあし)す。
    1. [初出の実例]「曩者(むかし)我が皇祖(みおや)天皇(たち)の世を宰(をさ)めたまへること、天に跼(セクグマ)り地に蹐(ヌキアシニフ)みて、敦(あつ)く神祇を礼びけり」(出典日本書紀(720)推古一五年二月九日(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 タチ 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む