あまの【天の】 ははきり
- ( 「天の」は美称。「はは」は蛇、「きり」は「斬り」の意 ) 蛇を切ることに基づいた剣の名。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の大蛇退治の神話にある。あまのはえきりのつるぎ。
- [初出の実例]「時に彼処に人を呑む大蛇有り。素戔嗚尊、天蠅斫(アマノハハキリ)の剣を以て、彼の大蛇を斬りたまふ」(出典:日本書紀(720)神代上(丹鶴本訓))
天のははきりの補助注記
「はは」は「はぶ」「へみ」などと同根の語。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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