天命不知(読み)てんめいしらず

精選版 日本国語大辞典 「天命不知」の意味・読み・例文・類語

てんめい‐しらず【天命不知】

  1. 〘 名詞 〙 ( 天命存在を知らず、わきまええない者、の意から ) 人を卑しめののしっていう語。大馬鹿者。
    1. [初出の実例]「現在の子として忽ち弓矢を起すこと、天めいしらずの悪人かな」(出典:浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android