天津水蜜桃(読み)てんしんすいみつとう

精選版 日本国語大辞典 「天津水蜜桃」の意味・読み・例文・類語

てんしん‐すいみつとう‥スイミツタウ【天津水蜜桃】

  1. 〘 名詞 〙 モモ栽培品種果実は軟毛を密布し、楕円体で頂部がくちばし状に突出している。果肉は赤紫色を帯び、特に頂部は濃色で質は堅く汁液が少なく酸味が強い。核は容易に離れる。明治八年(一八七五)、勧業寮の特使によって中国から移入された古い品種で、現在生食されているモモは主としてこれを改良したもの。てんしん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android