天為(読み)テンイ

デジタル大辞泉 「天為」の意味・読み・例文・類語

てん‐い〔‐ヰ〕【天為】

天のなすところ。自然の作用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天為」の意味・読み・例文・類語

てん‐い‥ヰ【天為】

  1. 〘 名詞 〙 天のなすところ。天のしわざ。また、自然の作用。人為に対していう。
    1. [初出の実例]「脆是天為人散地、飄非風意鳥馴林」(出典本朝麗藻(1010か)上・暮春於右尚書菅中丞亭同賦閑庭花自落〈大江以言〉)
    2. 「是殆ど天為なり、人為にあらず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言)

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