天然色写真(読み)テンネンショクシャシン

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精選版 日本国語大辞典 「天然色写真」の意味・読み・例文・類語

てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】

  1. 〘 名詞 〙 被写体が持つ自然の色をそのまま写し取った写真画像。一般に自然の色を三原色に分解して撮影し、それらを重ね合わせて自然色を再現する方式が用いられる。カラー写真。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の天然色写真の言及

【カラー写真】より

…肉眼に感ずる被写体の色彩とその明暗の調子を再現する写真。天然色写真ともいう。白黒写真の発明以前からカラー写真の研究はされていたが,後述の三原色法が実用化するまでは,写真に直接絵具で着彩する方法で満足するほかはなく,これは初期のダゲレオタイプから行われていた。…

※「天然色写真」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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