共同通信ニュース用語解説 「天皇陛下の海外訪問」の解説
天皇陛下の海外訪問
今回のベトナム、タイ訪問は、天皇陛下の1989年1月の即位後、20回目の外国訪問となる。91年のタイ、マレーシア、インドネシアの東南アジア3カ国を皮切りに、今回も含めこれまでの訪問先は、欧米やアジアなどの36カ国に上る。国際親善を目的とした訪問が柱で、憲法で規定される国事行為とは別の公的行為と位置付けられる。政府が閣議で決める。92年には天皇の立場として初の中国訪問が実現。戦後60年の節目の2005年は、初めての海外への慰霊の旅として米自治領サイパンを訪れた。
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