天罰起請文(読み)てんばつきしょうもん

精選版 日本国語大辞典 「天罰起請文」の意味・読み・例文・類語

てんばつ‐きしょうもん ‥キシャウモン【天罰起請文】

〘名〙 (「てんばちきしょうもん」とも) 契約趣旨に違反したときは、天罰を受けてもよいという誓いを立てて書く起請文。初めに、「天罰起請文之事」と書く。
東大寺文書‐第三回採訪七・貞和二年(1346)五月一九日・かめまつ丸殺害事起請文「敬白天はちきしゃうもんの事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android