デジタル大辞泉
「天罰」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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てん‐ばち【天罰】
- 〘 名詞 〙 =てんばつ(天罰)
- [初出の実例]「破れかぶれ、手勢にておしよせて天ばち火にも水にもなれ」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
- 「天罰(バチ)はあたり次第」(出典:俳諧・世話尽(1656)曳言之話)
てん‐ばつ【天罰】
- 〘 名詞 〙 天の下す罰。悪事の報いとして自然に来る禍。てんばち。
- [初出の実例]「時に現に天罰ありて、馬は風のごとく飛ぶ歩みを忘れ」(出典:将門記(940頃か))
- [その他の文献]〔書経‐胤征〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「天罰」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の天罰の言及
【罰】より
…罰には,社会的規範にそむいた者に対して法的制裁を加える刑罰と,倫理的・宗教的規範を犯した者に加えられる超越的な制裁(天罰,神罰,仏罰)の2種がある。前者の刑罰については古くから,犯罪に対する応報的な刑罰と,犯罪の発生を予防するための抑止的な刑罰の2種の考え方があったが,罰として科せられる不快・苦痛の度合にもその考えにもとづいて軽重の差が設けられた。…
※「天罰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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