天船下村(読み)あまふねしもむら

日本歴史地名大系 「天船下村」の解説

天船下村
あまふねしもむら

[現在地名]八千代町下村しもむら

門田かどた村の北西野間のま川の上流域西岸に位置する。慶長国絵図に「下村」と記載される。正保郷帳でも下村とあるが、「天船」と肩書され、田方九七石余・畑方四九石余、かこ役・山役・杉原役があり、幕府領。旧高旧領取調帳でも同領。元禄郷帳では天船下村とあり、高一一四石余。天保郷帳でも同高。文政一三年(一八三〇)村内のすご谷山内に楮畑一町歩の新開が認められた(「請証文」八千代町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android