天蚕蛾(読み)てぐすが

精選版 日本国語大辞典 「天蚕蛾」の意味・読み・例文・類語

てぐす‐が【天蚕蛾】

  1. 〘 名詞 〙 ヤママユ科の大形のガ。はね開張約九センチメートル。淡褐色で、ヤママユガにやや似ている。中国原産で、海南島台湾ベトナムなどで飼養されている。幼虫フウ(楓)などを食べる。幼虫の絹糸腺からてぐす糸がとれる。てぐす。てぐすさん。ふうさん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む