天道是か非か(読み)テンドウゼカヒカ

デジタル大辞泉 「天道是か非か」の意味・読み・例文・類語

天道てんどう

《「史記」伯夷伝から》公平とされるこの世の道理は、果たして正しいものに味方していると言えるのだろうか。疑わしいかぎりだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「天道是か非か」の解説

天道是か非か

人間が経験する不幸や不運に対する、激しい悲しみや憤りを表すことば。

[使用例] 厄介だな。それじゃぬれぎぬを着るんだね。面白くもない。天道是非かだ[夏目漱石坊っちゃん|1906]

[由来] 「史記はく伝」に出て来る、「史記」の著者司馬遷のことばから。歴史上には、不遇なままにこの世を去った善人や、逆に、悪いことをしながらも罰せられることがなく天寿をまっとうした者たちが、数多く見られます。それを考えると、はたして「天道是か非か(天は善人に味方して悪人を滅ぼすなんてことは、本当にあるのだろうか、それともないのだろうか)」と、悩める心のうちを吐き出しています。この思いが、彼が歴史書を執筆する動機となったのでした。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む