天野慶之(読み)あまの けいし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天野慶之」の解説

天野慶之 あまの-けいし

1914-2002 昭和後期-平成時代の食品衛生学者。
大正3年4月1日生まれ。昭和9年農林水産試験場(のちの東海区水産研究所)にはいり,46年同所長,50年東京水産大教授,54年学長。28年「五色の毒―主婦の食品手帖」をかき,食品添加物の危険性をとき,有害食品の追放をよびかけた。日本伝統食品研究会会長。平成14年10月31日死去。88歳。東京出身。水産講習所(現東京水産大)卒。著作に「おそるべき食物」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android