太刀担(読み)たちかつぎ

精選版 日本国語大辞典 「太刀担」の意味・読み・例文・類語

たち‐かつぎ【太刀担】

  1. 〘 名詞 〙 左の肩の中ほどのところ。昔、戦場大太刀をかついだところからいう。
    1. [初出の実例]「太刀かつぎやい火あまたにすへぬればたへぬ薬にけんべきもなし」(出典:仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android