太田善麿(読み)オオタ ヨシマロ

20世紀日本人名事典 「太田善麿」の解説

太田 善麿
オオタ ヨシマロ

昭和・平成期の国文学者 東京学芸大学名誉教授



生年
大正7(1918)年7月13日

没年
平成9(1997)年1月31日

出生地
東京府北豊島郡(現・東京都豊島区)

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国文学科〔昭和16年〕卒,東京帝国大学大学院〔昭和20年〕満期退学

学位〔年〕
文学博士(東京大学)〔昭和47年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和42年〕「古代日本文学思潮論」,勲二等瑞宝章〔平成2年〕

経歴
昭和16年聖徳太子奉賛会研究生となり、18年成蹊高校講師、20年東京第二師範教授を経て、24年東京学芸大学助教授、41年教授、48年学長、54年退官し名誉教授。55年上智大学教授を務めた。またその間、48年から日本教育大学協会会長もつとめた。著書に「古代日本文学思潮論」「橘守部集」「塙保己一」「日本古典全書 古事記」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田善麿」の解説

太田善麿 おおた-よしまろ

1918-1997 昭和後期-平成時代の国文学者。
大正7年7月13日生まれ。昭和41年東京学芸大教授となり,48年同大学長。のち上智大教授。上代文学専門で,「古代日本文学思潮論」により42年学士院賞。平成9年1月31日死去。78歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「上代文学古典論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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