太糸(読み)フトイト

デジタル大辞泉 「太糸」の意味・読み・例文・類語

ふと‐いと【太糸】

いく本もより合わせた太い糸。
絹糸で、玉糸・熨斗糸のしいとの称。
綿糸で、20番手より太い糸。

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精選版 日本国語大辞典 「太糸」の意味・読み・例文・類語

ふと‐いと【太糸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 太い糸。幾筋もより合わせた糸。
    1. [初出の実例]「幕仕立時、糸、太糸六十筋、例式之糸〈六筋一筋に合たる可太也〉」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四四)
  3. 絹糸で、玉糸・熨斗糸(のしいと)の称。
  4. 二〇番手以下の綿糸。また、一四または一五から一七デニール未満の生糸

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