太閤・大閤(読み)たいこう

精選版 日本国語大辞典 「太閤・大閤」の意味・読み・例文・類語

たい‐こう ‥カフ【太閤・大閤】

[1] 〘名〙 摂政または太政大臣尊敬語。後には、関白を辞してなお内覧の宣旨をこうむった人、または関白の位をその子に譲った人のことをいった。
九暦‐九暦抄・天暦三年(949)正月一一日「相違太閤教命、給祿如例」
[2] ((一)の位についたところから) 特に、豊臣秀吉のことをさしていう語。
言経卿記‐天正二〇年(1592)九月二三日「大閤様本願寺殿へ茶湯に御出也云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android